大相撲夏場所13日目の23日、13戦全勝で2場所連続優勝を達成した大関大の里に対し、日本相撲協会幹部からは高く評価する声が相次いだ。
八角理事長(元横綱北勝海)は両国国技館内の役員室のテレビで優勝決定の一番を見届け「最高じゃないか」と称賛。「この流れでいくと、いきそうだ」と日本出身力士では2016年秋場所の大関豪栄道以来の15戦全勝優勝へ期待を寄せた。
2場所連続制覇は21年九州場所の横綱照ノ富士以来。強さと安定感を備えた力士が久々に登場し、番付編成を担う審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)は「圧倒的」と何度も表現。横綱昇進へ「言うことはない」と太鼓判を押した。