大福を試食し、出来栄えを最終チェックする受講生=関市本町、本町BASE

 商品開発、販売を通じてビジネスを学ぶプログラム「真剣Biz(マジビズ)」を受講する岐阜県関市内外の小中学生10人が、同市の本町通り商店街の3店舗と協力して新商品を開発した。価格設定や販売方法もすべて子どもたちが考え、19、20日に同市内で数量限定で販売する。

 マジビスは、同市武芸川町小知野のNPO法人「SEVENSEEDS」(山村雄太理事長)が始めた取り組み。和菓子店「関市虎屋」、ラーメン店「ブーブーキング」、飲食店「10CAfE by masuya」の店主の協力を得て、受講生が3グループに分かれて昨年11月から商品開発を進めてきた。

 自ら考える力を育てるため、店主も含めてスタッフは会議の場で口出しせず、子どもたちが試食しながら商品の味やデザインを決定。販売で得た利益は子どもたちが受け取る仕組みで、来店者数の見込みや原価を基に各グループで販売数量や価格を決めた。

 当日は、牛サガリなどを使った高級ラーメン、占いの要素を取り入れた大福、洞戸地域のキウイフルーツのコンフィチュールや上之保地域のユズを使ったドリンクなどを販売。関市の女子生徒(13)は「意見を出し合って商品が完成した時は達成感があった。買いに来てほしいと周りに呼び掛けたい」と話した。

 和菓子とドリンクは同市本町の本町BASE(テークアウトのみ)、ラーメンはブーブーキングでそれぞれ販売する。