青いハーブティーのティーバッグ「蝶豆茶」の商品を披露する高校生=美濃加茂市本郷町、加茂農林高校

 青紫の花のハーブ・バタフライピーの商品開発に取り組む加茂農林高校(岐阜県美濃加茂市本郷町)は、ティーバッグ「蝶豆(ちょうまめ)茶」として商品化した。ぎふ清流里山公園(同市山之上町)の売店・おんさい館で、12日から数量限定で発売される。

 バタフライピーはタイ原産のマメ科植物で、蝶豆は別称。青紫の花にポリフェノールの一種アントシアニンが含まれ、レモンなど酸性の成分を加えると、紫に変色する特性がある。

 青紫の色が、同市の色「ラインブルー(コバルトブルー)」や、紫色への変色が市の花のアジサイを連想させるため、同校は2019年からバタフライピーの特産品開発に取り組む。生産科学科と森林科学科が栽培し、収穫や乾燥は食品科学科の生徒が関わる。

 本年度は校内で農薬を使わずに栽培した花約1万9千個を収穫。アントシアニン量を多く含む乾燥条件を「60度で24時間」と突き止め、この方法で乾燥させて加工し、300個を販売する。バタフライピーは外国産が多く、国内産は希少。

 アジサイの花をイメージしたパッケージデザインは、食品科学科3年の生徒(18)が担当。「色の変化を楽しんでほしい」と薦める。今回の商品化に尽力した農業生産法人フルージックの渡辺祥二代表(51)は「夏はグリーンカーテンにもなるバタフライピーの栽培や活用に協力してくれる人を募っている」と呼び掛ける。

 ティーバッグは、1袋1グラム入り150円。