【ヤンゴン共同】ミャンマー軍事政権は5月31日、12月にも実施するとしている総選挙の準備と3月の大地震からの復興を優先するため、現在宣言している停戦期間を6月末まで延長すると発表した。ただ軍政は各地で抵抗勢力に対する空爆などを繰り返しており、停戦は形骸化しているのが実情だ。

 軍政は少数民族武装勢力や民主派に戦闘や支配地域拡大の停止を要求し、応じなければ「公益を守るために反撃する」と警告した。