陸上のアジア選手権から帰国し、ポーズをとる(左から)山本有真、鵜沢飛羽、久保凜=1日、羽田空港

 陸上のアジア選手権男子200メートルで2連覇を果たしたパリ五輪代表の鵜沢飛羽(JAL)が1日、羽田空港に帰国して取材に応じ「勝つことを目標にやっていた。強さを証明できた」と喜びを語った。

 22歳の実力者は9月の世界選手権東京大会を見据え「ピークを世界選手権に合わせたい。(代表選考会となる7月の)日本選手権は、ある程度余力を持った状態で挑みたい」と貫禄を漂わせた。

 女子800メートルで2位に入った日本記録保持者の久保凜(東大阪大敬愛高)は「悔しい順位となったが、次につながるレースができた。ちょっとずつレベルも調子も上げてこられている」と手応えを口にした。