日本スポーツ協会が国民スポーツ大会でeスポーツを採用する検討に入ったことが3日、関係者への取材で分かった。若者に人気のeスポーツを取り入れて国スポの魅力と関心を高める狙いで、1〜2年での早期実現へ向けて日本eスポーツ連合などと協議を始めた。
冬季大会や秋の本大会とは別日程の独立した形式で実施し、開催地は立候補制とする案が出ている。現在、国スポの文化プログラムの一環で「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」があり、昨年は40万人以上が予選に参加。収益源としての期待も大きく、開催地に還元する構想がある。