【モスクワ、キーウ共同】ロシア国防省は3日、ウクライナ北東部スムイ州の集落アンドリーウカを制圧したと発表した。州都スムイまで約20キロに迫り、軍事専門家は無人機や砲撃による州都攻撃が可能になるとしている。ロシア軍は、ウクライナ軍によるロシア西部への攻撃を防ぐため「緩衝地帯」設置を目指し、スムイ州で占領地域を拡大させている。
スムイでは3日、ロシア軍の多連装ロケット砲による攻撃があり民間人4人が死亡、約30人が負傷した。州当局などが明らかにした。朝の通勤時間帯で混雑する道路や住宅などに被弾した。