ニューヨーク証券取引所のトレーダー=3日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前日比214・16ドル高の4万2519・64ドルで取引を終えた。米中の貿易摩擦緩和への期待感から買い注文が優勢となった。

 ホワイトハウスのレビット報道官は3日、トランプ大統領が今週後半にも中国の習近平国家主席と協議するとの見通しを示した。米中の貿易交渉が進展するとの見方が広がったほか、人工知能(AI)需要への期待から半導体関連銘柄が買われたことも相場を支えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、156・35ポイント高の1万9398・96。