浜松市の東名高速道路に車が転落し、子ども2人が放置された事故で、車は、逃走後に道交法違反(無免許運転など)の疑いで逮捕された榑林亜樹也容疑者(47)をかくまった疑いのある女の名義とみられることが4日、捜査関係者への取材で分かった。女の知人の榑林容疑者が日常的に車を使用していたとみて、静岡県警が調べている。
県警は同日、留置先の浜松中央署から榑林容疑者を送検した。
転落事故は1日午後1時半ごろ発生。榑林容疑者は車を無免許で運転し、東名高速をまたぐ橋付近のガードレールなどを突き破り、東名高速に車を落下、横転させ放置して逃げた疑いがある。
女は無職押田矩子容疑者(34)=浜松市中央区=で、3日に犯人蔵匿の疑いで逮捕された。捜査関係者によると、事故当時同乗していた小学生の姉(8)と弟(7)は押田容疑者の子どもとみられる。姉弟にけがはなかった。