【ローマ共同】イタリアのメローニ首相は3日、フランスのマクロン大統領とローマで会談した。ロシアのウクライナ侵攻について「公正で永続的な解決に向け、ウクライナへの揺るぎない支援がこれまで以上に不可欠だ」との共同声明を発表した。欧州の防衛能力の「大胆な変革」の必要性も強調した。
ウクライナ支援を巡っては、マクロン氏が停戦後に欧州の有志国による部隊派遣の計画を提案する一方、メローニ氏は派遣に懐疑的な立場で意見の相違がある。両首脳は会談で意思疎通を図ったとみられるが、共同声明では部隊派遣について具体的な言及はなかった。