自民党は6日、夏の参院選比例代表で、聴覚障害があり「筆談ホステス」の著書で知られる東京都議の斉藤里恵氏(41)を擁立すると発表した。経済産業省出身で経済評論家の岸博幸氏(62)、インターネットサービス会社社長の藤田誠氏(52)の公認も決めた。3氏はいずれも新人。
斉藤氏は2019年の参院選比例代表に、立憲民主党から立候補して落選した。21年の都議選でも立民から出馬して当選したが、その後、無所属会派で活動していた。
岸氏は菅義偉内閣で内閣官房参与を務めた。コメンテーターとしてテレビ番組に多数出演している。