ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比443・13ドル高の4万2762・87ドルで取引を終えた。米経済悪化への懸念が後退したほか、米中貿易摩擦が緩和するとの期待から買い注文が優勢だった。

 5月の米雇用統計は非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を上回り、雇用の底堅さが好感された。米中の閣僚級協議が開催されると伝わったことも、買いを促した。前日終値からの上げ幅は一時600ドルを超えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、231・50ポイント高の1万9529・95。