パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級金メダルの日下尚(マルハン北日本)が6日、オンラインで明治杯全日本選抜選手権(19〜22日・東京体育館)に向けた記者会見に臨み「成長している姿と圧倒的な強さを見せる」と意気込んだ。
日下が国内の大会に出場するのは2年ぶり。3年後のロサンゼルス五輪で日本グレコ勢初の2連覇を目標にしており「新たな道を切り開くためにも、ここで止まってはいられない」と自覚をのぞかせた。
日体大で同学年だった大相撲の大の里の横綱昇進も活力になったという。相撲経験がある日下は「めちゃくちゃうれしかった。刺激をもらった」と笑顔で語った。