気象庁

 気象庁は6日、前線の影響で雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、九州南部で8日から10日ごろに、北部で9日から10日ごろにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけた。

 気象庁によると、前線が東シナ海から九州を通って日本の東に停滞する。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部と南部では大気の状態が不安定となる。

 前線の活動が予想より活発になった場合には警報級の大雨となる恐れがあり、11日以降も西日本から東日本に前線が停滞し、総雨量が多くなる可能性がある。