【モスクワ共同】ロシア中央銀行は6日に理事会を開き、主要政策金利を昨年10月から続いてきた歴史的高水準の21%から20%に引き下げると決定した。利下げは2022年9月以来で約3年ぶり。実施は9日から。

 ロシアはウクライナ侵攻に伴う物価高の抑制を狙って高金利を維持してきたが、中銀はインフレ圧力が低下してきており、金融引き締めを緩めるべきだと判断した。