王座統一戦に向けた前日計量をパスしたWBCバンタム級王者の中谷潤人(左)とIBF同級王者の西田凌佑=7日、後楽園ホール

 世界バンタム級王座統一戦の前日計量が7日、東京・後楽園ホールで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)王者の中谷潤人(M・T)はリミットより200グラム軽い53・3キロ、国際ボクシング連盟(IBF)王者の西田凌佑(六島)は53・4キロで、ともにパスした。

 計量後は約15秒間にらみ合った。下馬評では中谷優位との声が多い。中谷は「体調はいい。あとはしっかりと気持ちをつくって、期待を上回る試合を見せたい」と話し、西田は「周りの声は全然気にしていない。自分を信じてくれる人のために闘う。自信はある」と気合十分に語った。