【ソウル共同】韓国大統領府は7日、カナダで15日から行われる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に李在明大統領が招待され、出席すると明らかにした。トランプ米大統領や石破茂首相との対面会談を調整する見通し。日韓関係を重視した保守系の尹錫悦前政権から革新系の李政権に代わり、対日外交の行方に注目が集まる。

 李氏は、過去に日本を「敵性国家」と呼ぶなど厳しい発言で目立ったが、大統領選では「重要なパートナー」として協力強化を進めると表明。石破氏は早期の首脳会談実施で、関係構築を図る構えだ。

 李氏は、6日にトランプ氏と電話会談し、国際会議の機会などで早期に会うことで合意した。