街頭演説する立憲民主党の野田代表=7日午後、東京都台東区

 立憲民主党の野田佳彦代表は7日、ガソリン税に上乗せされている暫定税率廃止に向けた法案を巡り、立民、日本維新の会、国民民主の3党で近く共同提出する方向で調整する方針を明らかにした。東京都内で記者団に「最終的な詰めの作業を進め、(8日からの)週の半ばまでには一つの法案としてまとめたい」と述べた。

 立民は7日、夏の参院選に向け、党の物価高対策を訴える全国キャンペーンを始めた。野田氏は東京都内で街頭演説し「自民、公明両党は秋の補正予算案編成まで減税も給付もやらない。これでは国民生活がもたない」と強調した。