水泳の世界選手権(7月開幕・シンガポール)に臨むアーティスティックスイミング(AS)日本代表が7日、東京アクアティクスセンターでエキシビションとして「バスケットボール」をテーマとするチーム・テクニカルルーティン(TR)を披露した。やや精彩を欠く内容で、宮川美哉ヘッドコーチは「改善したかった高さやスピード感を出せずに終わった」と反省を口にした。
脚技に一定の同調性はあったものの、倒立して水面から突き出す脚の高さが不十分で迫力に欠け、技のつなぎにも切れがなかった。主将の佐藤友花()は「基本的な姿勢から見直して徹底的に練習していきたい」と決意を新たにした。