石破茂首相は7日、視察先の前橋市で地元経営者らと意見交換した際「われわれ西日本の人間は、北関東と聞いただけで『何か怖そう』、群馬県と聞くと『怖い人がたくさんいそう』みたいなところがある」と発言した。「『女性は強そう』みたいな、引いちゃうところがある」とも述べた。終了後、記者団に「差別の意識は全くない」と釈明した。
首相は記者団から真意を問われ、群馬の女性について「『かかあ天下と空っ風』と言われているが、来てみると違う」と指摘。「しんが強く、地域を支えているという意味合いだ」と説明した。
「怖そう」との発言については、江戸時代のきょう客国定忠治のイメージがあると言及。「そこに差別的な感じは全くない。しんが強く、義理人情に厚いと申し上げているだけだ」と語った。