大相撲の新横綱大の里が8日、昇進後初めて故郷の石川県に凱旋した。金沢市内で行われた少年相撲大会を訪問し、大きな歓声を浴びた。サインや記念撮影に快く応じ「こうやって来られて良かった。たくさんの方が喜んでくれてうれしい」と笑みを浮かべた。
初優勝後の昨年6月にも訪れ、今年は相撲教室を実施。同じ二所ノ関部屋の幕下以下の力士が子どもたちに胸を出す姿を土俵下から見守り「地元に貢献できたかな。会場の皆さんも喜んでくれた」と満足そうに語った。
自らはこの大会で2位や3位が多く「小さい頃は強くなかったので、あまりいい思い出はない」と苦笑い。