立憲民主党の野田代表は8日、米との関税交渉を巡り、石破首相が15日からカナダで開かれるG7サミットに出発前、党首会談を開き、交渉の状況を共有するべきだと記者団に語った。国民民主党の玉木代表も実施を求めた。
首相は4月、米政権が発表した相互関税を巡り、与野党党首会談を行い、野党に協力を呼びかけた。野田氏は「1回開いたまま何もしないのは無責任だ。大事なポイントは共有しておかないといけない」と強調。訪問先の静岡市で記者団の取材に答えた。
玉木氏は香川県さぬき市で記者団に「交渉が進んでいるのかいないのか、外から見ていたら分からない。最低限の情報公開と共有を求めていく」と述べた。