デンソーは、自動車の技術や開発秘話などの展示施設「デンソーミュージアム」(愛知県刈谷市)をオープンし、16日に一般公開を始める。高度なソフトを搭載する次世代車「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」の運転シミュレーターがお目見えし、自動運転など「未来の移動」を体感できる。
部品など構造を見えるようにした電気自動車(EV)や歴代のメーターなど約250点を展示。カーエアコンでは、実験用の車が足りず社長車も使ったため、社長が電車通勤を余儀なくされたという説明も添えた。同社の開発したQRコードや、床に映し出される動画で創業期を紹介するコーナーも設けた。