週明け9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=144円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比22銭円安ドル高の1ドル=144円12〜14銭。ユーロは19銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円62〜66銭。
朝方は6日発表の米雇用統計で雇用の底堅さが示されたため、労働市場悪化への懸念が後退。円を売ってドルを買う動きが先行した。円売り一巡後は持ち高調整のため、円を買う動きがあった。
市場では「米国と各国との貿易協議や、米連邦準備制度理事会(FRB)の人事の情報に関心が移っている」(外為ブローカー)との声が聞かれた。