東京証券取引所

 10日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、前日終値からの上げ幅は一時300円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい半導体関連株が買われ、相場を押し上げた。

 午前終値は前日終値比385円40銭高の3万8473円97銭。東証株価指数(TOPIX)は16・78ポイント高の2802・19。

 外国為替市場で円安ドル高が進み、業績改善観測が高まった機械など輸出関連株も値を上げた。米中両政府が10日にロンドンで協議を継続する見通しの閣僚級貿易協議が進展することへの期待も押し上げ要因となった。