気象庁

 気象庁は11日、鹿児島県にある口永良部島の噴火警戒レベルを2の「火口周辺規制」から3の「入山規制」に引き上げた。新岳や古岳の火口から約2キロの範囲で噴石の飛散や火砕流発生の恐れがあるとして、警戒を呼びかけた。警戒レベル3は昨年10月以来。

 政府は、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。県は災害警戒本部を設置した。

 気象庁によると、今年4月上旬から主に古岳付近の浅い部分で、火山性地震が多く発生していた。