【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相は17日、イランを攻撃したイスラエルについて「われわれのために汚れ仕事をしている。イスラエルの政府と軍の勇気に最大の敬意を表する」と述べた。イランの核開発を阻止する必要があると指摘した。先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されているカナダでドイツ公共放送ZDFのインタビューに答えた。

 レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラや、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスを通じて「世界中に死と破壊をもたらした」とイラン指導部を非難。ハマスによる2023年10月のイスラエル奇襲は「イランの指導部なくして起きなかった」と指摘した。