【北京共同】北朝鮮が北東部・清津で新型駆逐艦の進水に失敗した5月下旬の事故を巡り、金明植海軍司令官らが責任を問われ、更迭された可能性が高いことが13日、分かった。2回目の進水での成功を報じた13日の国営メディアの画像で、3月の報道時には写っていた金氏と清津造船所のホン・ギルホ支配人の姿が削除されていた。
13日の報道では、パク・クァンソプ氏が後任の海軍司令官として登場していたが、金氏の更迭など交代の経緯には言及がなかった。進水失敗後、ホン氏は司法機関に出頭し、その後の動向は伝えられていない。ほかに造船所の技師長らが拘束されている。