【ブダペスト共同】柔道のイスラエル代表の一部選手が、ブダペストで開催中の世界選手権を棄権したことが16日、国際柔道連盟(IJF)への取材で分かった。イランとの交戦を巡る安全保障上の理由で空域が閉鎖され、イスラエルから移動できなくなったという。

 女子78キロ超級でパリ五輪銀メダルのラズ・ヘルシュコは自身のインスタグラムを更新し「簡単な決断ではない。アスリートとしてはつらい。しかし、こういう時こそ、国への愛は強くなる」などと思いをつづった。