【カナナスキス共同】レビット米大統領報道官は16日、トランプ大統領がカナダで開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)を途中退席し、16日夜にワシントンに向けて出発すると発表した。緊迫する中東情勢に対応するためだとしている。

 ホワイトハウスのシチュエーション・ルーム(作戦司令室)で会合を開けるようトランプ氏が国家安全保障会議(NSC)に準備を指示したとの報道もある。

 米政府高官によると、トランプ氏は17日までのサミット期間中にウクライナのゼレンスキー大統領と対面会談し、ロシアとウクライナの和平を話し合う予定だった。