17日午後1時半ごろ、鳥取県江府町の中国電力の俣野川発電所で「地下トンネル内で爆発があった」と職員から119番があった。中国電によると、現場は西日本最大級の水力発電所で出力は120万キロワット。風圧で飛んできたものが首にあたったり、転んだりして作業員2人がけがをした。いずれも軽傷とみられる。
中国電によると、当時は発電機1基の定期点検作業中だった。現場には43人がいたが、全員避難した。地下トンネルには発電機が4基あり、発電機の間にある電源スイッチから煙が上がった。
地元消防によると、煙が充満した状態だったという。