ハンドボール女子日本代表監督の発表記者会見で、ポーズをとるモーテン・ソウバク氏=18日、東京都北区

 日本ハンドボール協会は18日、女子日本代表の新監督に、デンマーク出身のモーテン・ソウバク氏(60)が就任すると発表した。契約期間は7月から2028年ロサンゼルス五輪まで。女子世界選手権でブラジルを優勝に導いた実績がある同氏は東京都内で記者会見し「目標は五輪に出場し、ベスト8に進むことだ」と意気込んだ。

 ブラジル代表監督は09〜16年に務め、13年に欧州勢以外では男女通じて史上2カ国目となる世界選手権制覇を達成。アンゴラ女子代表でも指揮を執るなど経験豊富で、日本協会の金丸恭文会長は「多様な国に順応しながら、選手と信頼関係を築いている監督だ」と期待した。