インタビューに応じるBYDオートジャパンの東福寺厚樹社長

 中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)は18日までに、200万円台の価格を想定する軽自動車EVを日本国内で2026年後半に発売予定だと明らかにした。乗用車事業を手がける日本法人のBYDオートジャパン(横浜市)の東福寺厚樹社長がインタビューで語った。

 軽自動車は税制面の優遇や維持費の安さが人気で、国内新車販売の約4割を占める。地方でも高い需要が見込めるとみており「全都道府県に販売店が少なくとも一つある状態を今年中につくっていく」と述べた。

 国内の軽EV市場では、日産自動車が「サクラ」、三菱自動車も「eKクロスEV」を22年にそれぞれ発売するなど競争が激化している。