小泉進次郎農相は18日の民放番組で、高額な農機の購入が農家の経営を圧迫していると指摘して、負担軽減に向けて農家に農機を販売している農業協同組合(JA)グループと協議する意向を明らかにした。建設業界と同様にリースでの対応を求める考えで「農家の負担を下げるために何ができるかをJAと考えていきたい」と語った。
小泉氏はコメの収穫時に使うコンバインを例に挙げて「(年間で)1カ月しか使わないが2千万円のものを買う」と説明した。JA内では既に農機のレンタルやリースに取り組んでいるが「買わなくてもいいサービスを提供することもJAの役割だ」と、農家のコスト削減への支援拡充を求めた。