北海道八雲町の国道5号で2023年6月、トラックが都市間高速バスに衝突し、双方の運転手とバスの乗客3人の計5人が死亡した事故から18日で2年となった。事故現場には朝から関係者が献花に訪れ、犠牲者を悼むとともに再発防止の誓いを新たにした。
トラックを運行した養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)の友野敦社長は午前6時ごろ、社員らと献花。「二度とこのような事故を発生させないように徹底する」と話した。高速バスの関係者も献花に訪れた。
付近の町立野田生中では午前10時半ごろ、小中学生ら約150人が黙とうした後、国道沿いで黄色い旗を振って安全運転を呼びかけた。