石川県・能登半島で2026年度に実施される国の特別天然記念物トキの放鳥に向け、県の第三セクター「のと鉄道」は18日、トキが羽ばたく姿をイメージしたイルミネーションをトンネル内に設置した。県は能登半島地震からの復興プランで放鳥を象徴的プロジェクトと位置付けており、イルミネーションにも「能登を勇気づけたい」との思いが込められた。
設置されたのは、地震で被災後に復旧した乙ケ崎トンネル(穴水町)の側面。横2メートル、縦1メートルの装置に約2800個の発光ダイオード(LED)光源を付け、羽ばたく様子を表現している。