【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、イスラエルによるイランへの攻撃を批判する外務省報道官の談話を報じた。イスラエルを「断固糾弾する」としている。米国や西側諸国についても、中東情勢の危機を高めるイスラエルを擁護し、自衛権を行使しているイランを問題視することで対立をあおっていると主張した。

 北朝鮮とイランは反米で結束する友好国。一方、北朝鮮の国内向け主要メディアである朝鮮労働党機関紙、労働新聞にこの談話は掲載されず、深入りは避けたい姿勢もにじませた。