国土交通省能登復興事務所は19日、昨年の能登半島地震と記録的豪雨で被災した石川県輪島市の国道249号「中屋トンネル」や周辺の応急復旧工事が7月末までに完了し、一般車両が通行可能になると発表した。輪島市中心部に向かう主要なアクセス道路を走行できるようになることで、復興に弾みがつくことが期待される。
通行可能になるのはトンネルと周辺の約5・5キロの区間。豪雨で道路が土砂に埋まったため、近接する河川の上部に仮設の橋を架けるなどしている。一部は片側交互通行となる。
トンネルは昨年元日の地震で内部が損傷し、通行止めになった。