記念撮影するJ1鹿島の小泉社長(右)ら=19日、カシマスタジアム

 J1鹿島は19日、クラブの経営権を持つメルカリがカシマスタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。新愛称は「メルカリスタジアム」で、略称は「メルスタ」。期間は7月1日からの3年間。契約金額の年間1・5億円を鹿島と茨城県が折半して受け取り、スタジアムの維持管理や価値向上のための施策に充てる。

 メルカリはフリーマーケットアプリ大手。今回の命名権契約を機にスタジアムでのフリーマーケット実施による地域のにぎわい創出や、観戦環境の改善などに取り組む。鹿島の小泉社長は「スタジアムが社会の次の一歩となるような、さまざまな施策ができれば」と話した。