長崎県佐世保市のハウステンボスは19日、オランダを代表する人気キャラクター「ミッフィー」を主題にした新エリア「ミッフィー・ワンダースクエア」を報道陣に公開した。園内の中央一帯を整備し、絵本に描かれた世界観を楽しめるアトラクションや飲食店を設けた。ミッフィーの誕生日に当たる21日に開業する。
ハウステンボスは来園客が60代以上に偏っているのが課題で、新エリア開業で幅広い世代の集客につなげる狙いがある。
飛行機を模した乗り物型のアトラクションは欧州風の街並みを見渡せるのが特徴。ミッフィーと写真を撮れる国内初の常設施設も用意した。
記念式典で高村耕太郎社長は「オランダの街並みという元々の良さに、(ミッフィーの)かわいさ、楽しさを追加する。これからを担うプロジェクトになる」と期待を込めた。ゲストとして登壇した俳優の橋本環奈さんは「絵本の中に飛び込んだような没入感で、かわいいがあふれていた」と笑顔だった。