会談前に、ドイツのシュタインマイヤー大統領(左)と握手する石破首相=19日午後、首相官邸

 石破茂首相は19日、ドイツのシュタインマイヤー大統領と官邸で会談し、共通の価値観や原則に基づき連携を強化する方針を確認した。首相は「日独関係は安全保障、経済分野をはじめかつてなく強固になり、核軍縮など幅広い分野で連携するようになった」と評価した。

 シュタインマイヤー氏は、両国が法の支配や多国間主義を重視し、国際秩序の安定を求めていると指摘。「不安定な時代だからこそ、日本はパートナーとしてかつてないほど重要だ」と語った。