19日、ロシア北西部サンクトペテルブルクで会談したプーチン大統領(右)とインドネシアのプラボウォ大統領(タス=共同)

 【モスクワ、ジャカルタ共同】ロシアのプーチン大統領は19日、北西部サンクトペテルブルクでインドネシアのプラボウォ大統領と会談した。両首脳は会談後に、政治、経済、防衛などの分野での協力拡大を明記した「戦略的パートナーシップ宣言」を採択した。

 プラボウォ氏は会談後の共同発表で「ロシアとは多くの共通の見解を持っている」と国際関係で連帯する姿勢を強調。会談で技術協力や貿易などの分野で進展があったとし、ロシア留学する若者を増やしたいと述べた。

 プーチン氏は、今年1月からインドネシアが東南アジア初のBRICS加盟国になったことは「BRICSの価値を高める」と指摘。