2025年Liaoning Culture, Sports, and Tourism High-Quality Integration Conferenceが遼寧省朝陽市で開催
AsiaNet 200892 (0121)
【朝陽(中国)2025年6月20日新華社=共同通信JBN】2025年6月13日から14日までLiaoning Culture, Sports, and Tourism High-Quality Integration Conference(遼寧省文化・スポーツ・観光高品質統合会議)が遼寧省朝陽市で開催されました。中国全土そして世界中からの代表団が同市に集まり、文化、スポーツ、観光のより深い統合への道を模索し、ビジネス協力の機会を探りました。
遼寧省は3年連続でこの会議を主催してきました。近年、同省は「Boundless Hospitality in the Vast Land of Liaoning(広大な遼寧の地における無限のおもてなし)」ブランドを着実に構築し、協力のための幅広い環境を創出しています。
今年の会議では、文化・スポーツ・観光統合の成果の展示・交流、宣伝用プレゼンテーション、関連産業に特化した投資フォーラムを含む一連のイベントが行われました。
会議に先立ち、遼寧省人民政府の指導部と参加者はChaoyang Bird Fossil National Geological Park(朝陽鳥化石国家地質公園)を訪れました。世界で唯一の現地化石テーマパークとして、同公園は1000以上の化石標本を網羅した熱河生物群の全容や、「Archaefructus liaoningensis(遼寧古果)」「Sinosauropteryx(シノサウロプテリクス)」など世界的に有名な宝物を展示しています。これらの発見により、朝陽は「一輪目の花が咲き、一羽目の鳥が飛び立った場所」という栄誉を獲得しました。
豊かな文化遺産と並外れた天然資源を有する朝暘にとって今回の会議開催は、その素晴らしさを世界に披露する絶好の機会となりました。現在、朝陽の都市部を中心とした多目的文化観光ネットワークが形成されています。統計によると、労働節に朝陽の主要景勝地を訪れる観光客数は2023年の144万人から2025年の392万人に急増し、272%もの増加を記録しました。朝陽市文化観光局のWang Yonghui局長は「次のステップとして、本イベントを契機にプロジェクト開発、ブランド構築、サービス品質のさらなる向上を目指します。そして、われわれの目標は朝陽を世界に名をはせるレジャー観光地として確立することです」と述べました。
ソース:The Organizing Committee of 2025 Liaoning Culture, Sports, and Tourism High-Quality Integration Conference