神戸市教育委員会は20日、密室で男子児童にセクハラに当たる発言をしたとして、市立小学校に勤務する30代の男性教諭を懲戒免職にした。
市教委によると、教諭は3月中旬、当時担任していた児童と2人で教具室に入り、扉を閉めて密室にした上で「嫌やったら言ってな。ぎゅっとしていい?」などと不適切な発言をした。児童の両親が後日来校して相談し、発覚した。教諭は調査に対し「学年が変わり、離れてしまう寂しさがあった」という趣旨の発言をしているという。
市教委は「児童、保護者をはじめ市民のみなさまからの信頼を裏切ることになったことを深くおわびする」とコメントしている。