ラミー英国外相=2024年9月(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国のラミー外相は22日、英国は米軍のイラン核施設攻撃に「参加していない」とX(旧ツイッター)で表明した。レイノルズ・ビジネス貿易相はテレビ番組で、攻撃に先立ち米政府から事前通告があったとした上で、インド洋のディエゴガルシア島にある英米軍が共同使用する基地の使用など、支援の要請はなかったと明らかにした。

 英政府は、米国の攻撃は「国際社会に対する(イランの)脅威を緩和するための行動」と評価し、支持を表明。「イランは核兵器を保有できない」と強調し、イランに外交的解決に向けた交渉に戻るよう要請している。