24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比2円02銭円高ドル安の1ドル=145円30〜32銭。ユーロは98銭円高ユーロ安の1ユーロ=168円41〜45銭。

 中東情勢の緊迫化懸念が和らぎ、前日まで進んだ「有事のドル買い」の巻き戻しで円を買ってドルを売る動きが朝方から優勢となった。

 市場関係者は「原油価格が下落し、日本の貿易収支が改善するとの思惑に基づく円買いもある」と指摘した。