ぴあ総研は24日、2024年の音楽や演劇などのチケット推計販売額に基づく「ライブ・エンタテインメント市場規模」が、7605億円と過去最高を更新したと発表した。前年比10・9%増で、新型コロナウイルス禍前の2019年と比べ20・8%増だった。
「推し活」のような新たな消費行動が定着したことに加え、大規模会場の新設、チケット単価の上昇などが影響したとみられる。
想定を上回る結果だったことから、ぴあ総研は将来予測を上方修正。新規会場の設置などが進むことで、2030年には8700億円まで拡大する見通しという。