広島県庄原市の現場

 24日午後5時半ごろ、広島県庄原市東城町粟田の住宅で、この家で1人暮らしの無職矢吹定代さん(84)が室内で頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。頭部には殴られた痕があり、広島県警は25日、殺人事件と断定して庄原署に捜査本部を設置。50人態勢で犯人の行方などを捜査する。

 県警によると、親族から安否確認の依頼を受けた知人が住宅を訪れ、倒れている矢吹さんを発見した。県警は複数回殴られたとみて、26日に司法解剖する。

 現場は岡山県との県境に近い山間部。