関西エアポートが25日発表した5月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は前年同月比19%増の231万人だった。過去最高だった4月の234万人に次ぐ高水準で、大阪・関西万博の開催でインバウンド(訪日客)需要が堅調だった。
国際線を利用した外国人旅客数は、20%増の189万人で4月の200万人から減少した。交流サイト(SNS)などで流れた「7月に日本で大地震が起きる」とのうわさの影響を受けた可能性がある。国内線は3%増の55万人で、国際線と合わせた総旅客数は15%増の287万人だった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は8%増の133万人。