日本バレーボール協会は25日、オンラインで臨時理事会を開き、川合俊一会長(62)の3期目続投を決めた。新理事19人を選んだ評議員会が国籍を変更して日本代表入りを目指した海外出身選手を巡り、協会対応に不備があったと問題視。新理事案を一度差し戻し「ガバナンスに問題がある」と原因究明と改善策の報告を求める意見書をつけた異例の再任となった。
川合会長は記者会見で「反省し、二度と起こらないよう立て直していきたい」と述べた。協会はこの件で事実と違う文書を作ったなどとしてマーケティング本部長をけん責処分、会長らの給与一部返納も先日発表した。
会長を除く理事は男性11人で女性は8人。